中央競馬と地方競馬、何が違う?レースの種類について
2019/07/10
中央競馬と地方競馬
主催者の違い、国と地方団体
日本で開催される競馬レースは、「中央競馬」と「地方競馬」の2種類に分かれます。
それらの決定的な違いは、主催が国(農林水産省)か地方自治体かによって分けられ、競馬と言えば思い浮かぶ有名なJRAは中央競馬の主催団体です。
JRAは日本全国にある10ヵ所の競馬場全てを運営しますが、地方競馬はその競馬場のある1つの自治体によって管理・運営されています。
馬券の購入方法はどちらもインターネット購入や、場外馬券売り場が設定されています。
開催日時の違い
中央競馬のレースは、基本的に土日のみです。
会場はだいたい午前10時~午後4時30分ごろまでで、1日12レースが基本となっています。
一方地方競馬は平日も各地で開催されていて、ビッグレースは特に集客のため平日に開催されるのが通常です。
コースや規模の違い
基本的に中央競馬は1位の賞金が1億円を超えるなど大規模である傾向にあり、そのため能力の高い競走馬は中央競馬に集まりやすくなります。
また中央競馬場は芝を使用していることが多いのに比べ、地方競馬は盛岡競馬場など一部の競馬場を除くほとんどはダートと言われる土や砂のレース場です。
芝は維持のための手間と費用がかかる
中央・地方の交流戦がアツい!
地方競馬出身でも力がある馬は中央競馬のレースに出場します!
条件面で中央競馬が有利とされがちですが、大井競馬出身のハイセイコーや笠松競馬出身のオグリキャップなど、地方競馬出身でもG1レースで優勝するなど華々しく活躍する競走馬もいます。
様々な競馬場のレースを幅広く見てみると、競走馬たちの成長や活躍を押すことができて楽しみも広がるのでおすすめです。